自由に流れる時間を愉しんでもらいたいという想いを「禅愉」に込めました2017奨励賞 KUROKI DESIGN 黒木 誠也さん
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インテリアデザインコンペ (入賞者インタビュー 2018年6月)
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インテリアデザインコンペ2017奨励賞のKUROKI DESIGN 黒木 誠也
さんに 受賞後のアンケートをとらせていただきました。
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2017 年 奨励賞
作品名︓ 禅愉 Breath of life
KUROKI DESIGN
黒木 誠也・永松 学
【Q.現在の所属、職種を教えてください】
KUROKI DESIGN 代表 / インテリアデザイナー。
【Q..現在の活動を教えてください】
大分市を拠点に活動しています。大分では新築戸建住宅のトータルデザイン、福岡ではマンションのリノベーションや家具のデザインなど、住居系のデザインをメインに活動中です。
また、生活に欠かせない「光」をテーマに考案した企画住宅「 VILLA-Lux ヴィラ ルクス – 光の邸宅- 」を大分の工務店と共に展開しており、2016 年にはインテリア産業協会主催の「住まいのインテリアコーディネーションコンテスト」にて優秀賞を受賞することができました。
それぞれの物件に思い入れを持ち、お施主様への細かな対応と品質管理を心掛け、日々の業務に努めております。
【Q.作品で表現したことは何でしたか?】
大切な人と何処かで会話を楽しみたいとき、落ち着いた場所やリラックスできる場所を探すことが多いと思います。
お客様を自宅に招待するときも同様に、お互いが心地よく会話できる客間があると理想的だと考え、「禅愉」という概念のもとに表現しました。
「禅愉」という言葉には、心が何ものにも囚われずリラックスした状態で、自由に流れる時間を愉しんでもらいたいという想いを込めています。
【Q.作品作りの思い出を教えてください。】
2 度目の参加でしたので要領は熟知していましたが、日常業務との両立は改めて難しいと感じました。
しかし、それを乗り越えた先には爽快感や達成感があり、参加できたことの喜びに浸ることができました。
【Q.受賞した時の感想教えてください。】
実務では和のテイストを提案する機会が少ないのですが、このデザインコンペに関しては自己啓発として2 度のチャレンジ双方で和のテイストに挑みました。3 年前の2014 年に奨励賞をいただき、今回2017 年も再び入賞できたことは大変励みになりました。
【Q.デザインコンペに応募して( 賞をもらって)、その後の活動に影響がありましたか︖】
日頃お世話になっているお客様に報告したところ、母屋の離れに「禅愉」のような茶室をつくりたいという嬉しいお言葉をいただきました。
「禅愉」を実際に建築できることは夢のような話ですので、実現することになればこのデザインコンペでのチャレンジの続きを思う存分楽しみたいと思います。
【Q.ご自由にコメントをお願いします。】
2 度のデザインコンペ参加を経験し、これまでは自分の理想を形にした提案をしてきましたが、このデザインコンペから本当に求められる提案がどのようなものであるかがようやく理解できたような気がします。同時にそれを実現してみたいというデザイナーとしての本能にも導かれ、3 度目のチャレンジを心に決めました。私たちデザインコンペ参加者の提案によりインテリア業界に新風を吹き込むことができれば、業界の発展・市場の活性化に繋げることができると信じていますので、志をもって努めてまいります。
【 Frickr Photostream 】 http://www.flickr.com/photos/masayakuroki/
【 E-mail 】 [email protected]
あなたの作品が東京ビッグサイトで展示され、表彰されるかも
インテリアデザインコンペ2018の詳細は
http://japantex.jp/?p=6743